自分にそっくりな3Dアバター作成アプリ「ZEPETO」でマンガ描いてみた!ZEPETOの人気理由とこれからの展望を推測・分析

こんにちは、WEBディレクターのZAMAです。

みなさんは、自撮りアプリ「SNOW」でおなじみ韓国のアプリ制作会社が制作したZEPETO」というアプリをご存知ですか?

ZEPETO


Instagramを中心に流行し、インスタグラマー愛用のアプリです。

私も先日、会社の先輩に教えて頂きました!

本日は、ZEPETOの魅力・遊び方から人気の理由とこれからの展望までを推測・分析しご紹介します。



1.ZEPETOの魅力・遊び方についてご紹介

基本編

STEP1.アバターをつくる

アプリをインストールしたらZEPETOを起動させ、アバターのベースをつくるためインカメラで自身の顔を撮影しましょう!


インカメラを起動してアバターのベースをつくる


STEP2.カスタマイズをして自分に似せる

ベースができたらカスタマイズして、より自分に近づけましょう。

カスタマイズの種類は、髪型・髪の毛色、目のかたちや大きさ、鼻のかたちや高さ、服装などがあります。

カスタマイズ画面


STEP3.友達とフォローし合っておもしろい写真づくり!

ZEPETO最大の楽しみ方は、ここから!

ともだちとIDを交換し合いZEPETO上で楽しい写真づくりができます。


ZEPETO上にさまざまなポージングテーマが用意されており、好きなポーズを選びます。


ポージングテーマ


ポーズを選んだら、一緒に映りたい人をフォロワーの中から選択。

一緒に映るフォロワーの選択


このように仲睦まじい写真の完成です!とても簡単にかわいい写真を作ることができます。

かんたんにできるおもしろ写真


応用編

ZEPETOのさらなる魅力をお伝えすべく、細々と私がZEPETOを利用して書いているマンガがあります。笑

その名も「WEBディレクターものがたり」です。笑





ZEPETOマンガ 使用アプリ一覧

ZEPETOと複数のアプリを組み合わせて上記のようなマンガを作成しています。


Prisma

写真をイラスト調に加工するため使用


MOLDIV

マンガっぽくするためコマ割り風レイアウト(コラージュ)と文字入れに使用



MakeupPlus

ZEPETOをよりかわいく、自身のアバターにメイク加工するために使用

メイクの濃さや色などが自分っぽくないと似ないことが判明


ZEPETOで背景写真の合成

上記でご紹介したアプリで加工した背景写真を自分のアバターと合成して組み合わせ完成です。

ZEPETO編集画面



細々とWEBディレクターの実態を解明するZEPETOマンガを作成していますので、よろしければお手すきの際にご覧ください。笑


世界のZEPER(ゼペラー)をご紹介

中国・韓国などのアジアの若者を筆頭に大人気のZEPETOですが、世界のZEPER(ゼペラー)は私たちの創造を上回る使いこなしをしております。



まるで写真?アート?のように美しい背景とZEPETOがなじんだ哀愁漂う作品や

ディズニー作品「メリーポピンズ」を模した美しい作品や

まるでNIKEのポスターのような世界観がキマリにキマっている作品などがあります。

InstagramのZEPETO公式アカウントやタグで検索してみると素晴らしい作品をたくさん見つけることができますので是非、ごらんください!


いかがでしたが?

既にZEPETOをやっている人もこれからつくろうとしているよ!という方も最後にZEPETOの魅力の秘訣とこれからの展望について一緒に考えてみましょう!


2.2020年はZEPER(ゼペラー)が来る?!ZEPETO人気の理由とこれからの展望

1.とっつきやすいのに奥が深い

簡単に導入できるのに(基本編を参照)、遊び方にさまざまな汎用性があり奥が深い(応用編を参照)ZEPETO。

自分ではなかなか撮ることのできない写真づくりや一瞬をZEPETOを使用すれば留めておくことができます。

上記一文の深堀りにつきましては、「3.」にて推測・分析しております。


2.ビジネスでの利用シーンが想起できる

かつて一世を風靡した「初音ミク」のようなバーチャルアイドルとしての活動やInstagramを拠点にインフルエンサーマーケティングに加入するインスタグラマーとして、ZEPETOのアバターが出てきておかしくないです。

そうして、それらの活動により収入を得る人たちがZEPER(ゼペラー)と呼ばれる日もそう遠くはないかも?と個人的には思っています。

さらには上記の世界のZEPERの投稿作品でもご紹介した、人気アバターが有名ブランドのイメージキャラクターを務めるなど前代未聞の経済を動かすコラボレーションがあるかもしれません。

しかし、それには、かわいいアバターに写真を合成するだけでは人の心を動かすアイコンとはならず、やはりそこにはコンテンツ力が必要となります。

映像作品なのか、それこそマンガなのか?ZEPETO自体の汎用性が高いばかりにYouTubeで言うところのヒカキン的なパイオニアが出てきていないのも確かです。


3.国民性に則った言葉いらずのワールドワイドなコミュニケーション 

ZEPETOの国別ダウンロード数は、中国・日本・韓国・タイがトップ10入りしています。

もともとZEPETOのアプリを制作した企業が韓国ともあって、人気の発祥はアジア中心です。

ZEPETOの国別ダウンロード数

中国Webマーケティングラボより引用


しかし、これには国民性が伴っているのではないか?と勝手ながら推測しています。

欧米では、主にiPhoneなどのスマートフォン普及に伴い「セルフィー(自撮り)」行為・行動が人気ワードとして挙がりました。

(新型iPhoneのカメラ解像度の高さをPRするCMでもセルフィーをする描写が使用されていたり)


日本でも女子中・高生を中心に「自撮り棒」が人気アイテムとなりましたが、それでも欧米と比較して比較的「セルフィー」を恥じらう国民性があるのではないかと思います。


友人と一緒にいるときは、惜しみなく思い出づくりのためにセルフィーをするが街中で一人でいる女子高生がセルフィーしている光景はなかなか見ないですよね。

こういったことからみても自分のアバターを通すことで自己主張ができるツールであり、同じ国民性を持ち合わせているからこそ得れる共感からアジアを中心に人気を集めているのではないでしょうか。


Instagramを拠点に活躍している読者モデルやインスタグラマーのように素敵なロケーションで写真を撮ったとしてもその時の天気や髪型、メイクのコンディション次第でやはり夢に描く同じような写真も撮れるわけでもなくヘコむ…

メイク加工アプリの加工にも限界があるし、おでこが全開になった前髪の補正まではアプリで直せない

しかし、ZEPETOであれば、風景写真さえどうにかスマホやカメラにおさめれば加工アプリでどうにでも加工しZEPETOと合成して簡単に夢を小さなデバイスの中で実現することができるのです。

これも勝手な推測ですがアジアの国民性に則った共感とは、「その写真いいね」ではなく「その加工方法いいね」なのではないだろうか


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