ゲームは「遊ぶ」から「観る」の時代へ!TOPANGA LEAGUE 6から学ぶ次世代のゲームの楽しみ方

本日は、ゲーム実況専用の生配信サービス「OPENREC」にて開催された格闘プロゲーマーによるストリートファイターVのリーグ戦から新しいゲームの楽しみ方いついてご紹介します。


みなさんにも一度はこんな経験あるのではないでしょうか。

コントローラーをガチャガチャ操作するだけでは絶対にクリアできない、アクションホラーゲームの代表作「バイオハザード」シリーズ。

自分でやるのには、難易度も高いし怖くて出来ない・・・。

だけど、怖いもの見たさで人が遊んでいるところを後ろからなら見れるし、楽しい。

PS4 ゲームソフト バイオハザード7


今日、バイオハザードだけでなく、世界中のプレイヤーがさまざまなゲームソフトで遊ぶ様子を見ることができるWEBサービスがあるんです。


ゲームは「遊ぶ」から「観る」時代だ!なう

OPENREC(オープレック)という生配信(ライブ動画)サービスをご存知だろうか。

以前にもさまざまな生配信系サービスについて触れましたが、OPENRECはゲーム実況専用の生配信サービスなんです。

OPENREC トップページ


話題のゲームソフトや気になっていたゲームソフトのをチェックすることができます。


そんなOPENRECにて、格闘プロゲーマーによるストリートファイターVのリーグ戦「TOPANGA LEAGUE 6」が開催されました。

とあることがきっかけでもともとストリートファイターは大好きなのですが今回の「TOPANGA LEAGUE 6」11日間開催された中で見えてきた新しいおもしろさについてご紹介します。



ここがすごいよ!TOPANGA LEAGUE 6

1.下剋上はあたりまえ!磨き抜かれたトッププレイヤーたちのスキルの高さ!

厳選された日本トップの格闘プロゲーマー21人がAブロック、Bブロック、Cブロックに分かれ総当たり戦で勝率の高かった人が決勝リーグへ進めるという内容でした。


世界大会「EVOLUTION(通称 EVO)」や「CAPCOM CUP」でも必ず上位に名を残す、世界のウメハラさんや私の大好きなハイタニさん、かずのこさんなどトッププレイヤー中のトッププレイヤーが集中したAブロックは「デスマッチ」と言われました。

(左から)ウメハラさん / ハイタニさん / かずのこさん


「TOPANGA LEAGUE 6」開幕初日、Aブロックにて世界のウメハラさんVS中学生最年少格闘プロゲーマー ハクさんとの対戦で幕開けしました。


90%の確率で誰しもがウメハラさんが勝つと思っていたことでしょう。

結果、「3-2」で最年少格闘プロゲーマーのハクさんが勝利し、下剋上を見事果たしました。


ウメハラさんの敗退の理由として、「リュウ(ストリートファイターの主人公とも言えるキャラクター)の弱体化」などさまざまな憶測が飛び交っておりますが最も有力なのは、参加プレイヤーたちのやり込み具合だとされています。

ウメハラさんオンラインリーグ中のTwitterでのつぶやき


最強のキャミィ使いでもあるかずのこさんも対戦に向けて、自身のTwitterで対戦相手を募集しておりました。


2.生配信(ライブ動画)ならではの臨場感!

今回、対戦中の実況にハメコさん、解説に現役格闘プロゲーマーの方々が担当しており、より一層配信を盛り上げました。

実際にご覧頂いた方が早いので下記よりご覧ください。

ハメコさんの実況がまたうまいんですよ。笑

まるでK-1かプロレスでも観ているかのような臨場感。

マニアックなゲーム専門用語が飛び交いました。

(細かすぎて伝わらないモノマネでいつかマネをしてみたい。笑)

また、生配信の良さの一つでもあるリスナー(視聴者)の生の声がコメントというかたちでコメント欄に流れてくるので企画に一体感がうまれました。



3.リスナー(視聴者)を飽きさせない対戦システム!

TOPANGA LEAGUE 6の対戦システムは、以下のとおりです。

公式サイトより引用


1.オンラインリーグ

Aブロック、Bブロック、Cブロック(各7名)で総当たり対戦を行い、勝敗率を競う。

各ブロック1位の者は3/3~3/5に実施される「決勝リーグ」へ進出。

2位~5位の者は、Xブロック、Yブロック、Zブロック(各4名)に振り分けわれ再び総当たり対戦へ。


オンラインリーグとは、その名のとおりプレイヤー同士、自宅などで対戦相手とオンラインで対戦。その様子を実況解説をはさみながらOPENRECで配信。


2.オフラインリーグ

「1.」にて3ブロック(X-Z)にて割り振られた各4名が総当たり対戦をし、各ブロック1位の者が決勝リーグ進出。


こちらでは、実況解説を行う現場で対戦プレイヤー同士が実際に集まり、その様子をOPENRECで配信。

各プレイヤー同士、顔を合わせて対戦したことから対戦前の緊張感や勝敗に関するコメントも合わせて配信から伝わり、1.オンラインリーグとは違った楽しみがありました。


3.決勝リーグ

「1.オンラインリーグ」「2.オフラインリーグ」で各ブロックで勝ち抜いた1名、合計6名が決勝リーグで対戦。

決勝リーグは、勝ち抜いた6名が渋谷にあるRed Bull Studioに結集し対戦が行われました。


そして、なんとわたくし、Red Bull Studioで観戦してきました!



熱狂に包まれた決勝リーグ対戦の地、Red Bull Studio観戦行って来た!

「TOPANGA LEAGUE 6」本戦会場 Red Bull Studio


本戦は、3/3(金)-3/5(日)の3日間行われました。

私は、大好きなハイタニさんVSふ〜どさんの対戦がどうしても見たくて、仕事中ずっとソワソワしていたのですが間に合って本当によかったです。


会場には、PCの画面前で聴いていたあのハメコさんのスピード感ある実況と観戦者による歓喜の声が入り混じり、興奮せずにはいられない空間でした。


大好きなハイタニさんが会場入りし、生ハイタニさんを見た時のドキドキ感は今でも忘れられません。

そして、ふ〜どさんのオーラがすごい。さすがゲームの鬼。

ハイタニさんとふ〜どさんの試合が始まっても生ハイタニさんが嬉しくて嬉しくて、全然試合に集中できなかった。笑

だんだん生ハイタニさんと会場の雰囲気にも慣れてきて、ゆっくり鑑賞し始めた頃には、もう楽しすぎて「あー、毎週金曜日この試合がやってればいいのに〜、毎週ここに来た〜い」と思っていました。笑


私は、3日間の本戦のうち、3日(金)と4日(土)会場で観戦したのですが、会場には若いカップルや女性も普通に多かったですね。

そして、さすがRed Bull Studioだけあって、Red Bullが飲み放題でした。笑

本戦2日目 ももちさん(ケン)VSネモさん(ユリアン)の試合

会場には常にOPENREC生配信の機材とカメラが回っていました。

1ROUND終わるごとに勝利した選手に拍手をおくるのですが、さらに超必殺技でKOした時には絶叫に近い声が会場に響き渡りました。



勝利はダレの手に?!TOPANGA LEAGUE 6 結果発表

本戦初日、2日目と印象として「あの人のこの人に負けたけど、あの人には勝った」のように混戦が続き、試合結果が複雑で誰かが勝ち進んでいる!というのがパッとわからない状態でした。


TOPANGA LEAGUE 第6回の結果は、以下のとおりです。

公式サイトより画像引用

優勝は、最強のユリアン使いネモさんでした。

オンラインリーグの時から、ゲージをためて発動できる特殊技、バリアみたいなやつを使った攻撃に圧倒されました。

バリア2枚張って相手を挟み、ときにはトランポリンのように相手が落ちるところにバリアを貼り落ちてくる相手に攻撃し続け、さらには端に攻め絶対に相手が逃げられないようにバリアで閉じ込める。

ネモさんにしか出来ないテクニックでした。

各ゲーブログさんより画像引用



2位は、カリン使いのマゴさん。

マゴさんと言えば、超必殺KO勝ちのイメージが私のなかではものすごく印象に残ってますね。

カリンの必殺技中に言うセリフ「覇者の型っ!これで終わりですわ!」が何回、会場に鳴り響いたことか。笑

カリン クリティカルアーツ(超必殺技)



3位は、R・ミカ使いのふ〜どさん。

今回もキレッキレッのプレーでのめり込みました。ハイタニさんに続き、2番目に好きな格闘プロゲーマーです。


そしてそして、私の大好きなハイタニさんは4位。

試合中、タイムをとりすごい苦しそうに先の展開を考えるハイタニさんの表情にグッときました。

やっぱり、ハイタニさんの試合は体中に力が入ってしまいます。

それだけ応援しているときにエネルギー使うってことです。笑



いつか、絶対に生で試合を見るのが夢なんだ。と思うようになってから、約半年で夢が叶いもっと試合が見たい!ましては、自分もストリートファイターをやりたい。という気持ちになりました。


次世代のゲームの楽しみ方、いかがだったでしょうか。

ゲームを「観る」ということに対して「ネタバレ」という解釈の仕方もありますが、私のように「観る」側から「遊ぶ」側へ、人の気持ちを入れ替えさせることができるのも次世代の楽しみ方、最大メリットなのではないのでしょうか。

みなさんも是非、この機にゲームを「観て」楽しんで下さいね。


2日目終了後、現役格闘プロゲーマーのときどさん、実況のハメコさんと一緒に写真を撮って頂きました。

お忙しいところ、ありがとうございました!

左:ときどさん / 右:ハメコさん


※今回特別に会場の写真は許可を頂き、撮影・掲載させて頂きました。

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